Mr.Thanks
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皆さん、こんにちは。本日は、「個人消費の変化」 についてお話しします。これまでの消費行動は、家族や社会の中でのステータスを重視する「他者基準」が主流でした。しかし、近年のトレンドを見ると、「自分基準」と「身内型」といった消費傾向が強まっています。
「自分基準」とは、他人と比べるのではなく、自分の満足度を最優先する消費 です。自己投資やご褒美消費が増え、バレンタインのチョコも「自分用」が主流になりつつあります。一方、「身内型」は、家族や親しい友人と限られた関係の中で消費を楽しむ 傾向を指します。恋愛よりも気の合う友人との時間を大切にし、安心できる関係性を重視する人が増えています。
こうした変化は、SNSやデジタル化の進展、個人主義の広がりによって加速しています。今日は、この新しい消費傾向をマーケティング視点で分析し、企業がどのように対応していくべきかを考えていきます。では、本編に入りましょう。

By サンクスP

大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。