Mr.Thanks
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皆さん、こんにちは。今回の授業は、マーケティングの観点から、伝統工芸の再活用と、廃材を活かしたファッションブランドの成功事例についてお話しします。

伝統産業の衰退は、日本だけでなく世界中で起きています。特に日本の繊維産業は、過去50年で生産量が、10分の1まで減少し、廃棄される生地の量も増え続けています。しかし、ここに新しいマーケットが生まれています。

今回の内容は、イタリアの廃棄生地と、日本の消えゆく伝統工芸の技術を融合させた、京都発のファッションブランド。彼らは単に衣服を売るだけでなく、背景や、ストーリーを発信することで共感を生み、価値を高める戦略をとっています。

今回の授業は、このブランドの成功のポイント、をマーケティングの視点で解説しながら、「伝統と、廃材を活かす新しいファッションの可能性」を一緒に考えていきましょう。


By planning developer

大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。